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2010年 07月 01日
「ただそれについて話し合おうといっているだけだ」と弁解に相務めた舌の根も乾かないうちに、菅総理は消費税の低所得者向け免税についての具体的発言だ。一日毎にどんな発言が飛び出すか。真意がどこにあるのか。判然としないこと夥しい。先にも書いた(6.21「鼻血」)が、冗費を削るだけ削った後に初めて消費税、というスローガンはもうお構いなし、ということなのか。先のG20
でも明らかになったように、中長期にみた場合、税収より歳出の方が多い、という事態、つまり基本的赤字体質は必ず改革しなくてはならない、というのは誰でもわかっている。わかっているが、ものには順序というものがあるでしょう、というのが論点であり、これまでの民主党の主張だったのではありませんか、と問うている。 増税はするな、福祉は充実せよなどと、まかり間違っても政権を担当することがないから無責任なことを言い散らしているいくつかの少数政党は論外としても、増税議論で「抱きつかれた」観のある自民党が歯切れが悪くなる以上、この点について行革が先決、議員数も公務員も削れ、民間にできることは民間に、地方にできることは地方に、と歯切れよく明確に訴えているのは「みんなの党」だけになった。これで小泉選挙のときのように雪崩を打って世論がこの党を支持するようだと面白いのだが、果たしてそうなるかどうか。 かたや民主党は、闇将軍がしばらくおとなしくしているどころか、堂々と反旗を翻し始めた。選挙の神様といわれていた方のことだから、これが民主党のためになる、民主党のためにならなくても、他日ご自分の復権のためになる、とのお考えなのだろうが、党首の言い分と引責辞職した前幹事長の意見が正反対だというのでは、政党としての体をなしていない。つくづくあの方は民主主義的手法とは縁のない方だと痛感する。それに付き従う議員さんの中に、旧体質の方が多いのは当然として、若手議員も少なくないというのはどういうことなのだろうか。 枝野幹事長が猛然と反発されたのは当然として、つい「みんなの党」との連携に言及し渡辺党首に一蹴されたのはお座興だが、首相御自らまでフォローアップのつもりか否か、政策連携はどの党とも拒まない、と選挙戦の最中に明言である。政界再編、各党の分裂集合をここまで明確に臭わせておいて、いざ選挙が終わってみたら元の木阿弥(民主党のことだからやりかねない)というのでは、国民を愚弄することになりはしないか。異見を党内に包含して、なおかつ表面上一体性を保ったかつての自民党のような訳にはゆかないとすれば、少なくとも事態がどう展開するかについて国民の前に明らかにすべきだと思う。来年のサミットにまた違った顔の首相が出席し、次のG8でまた記念写真の時に立つ位置がわからない総理大臣を送りたくはない。ならばここは、そのためになにをすればよいか、政策レベル具体的に明示してほしいものだ。消費税についてあれほどの熱弁を振るうのに比べれば、難しいことではない。
by akirairiyama
| 2010-07-01 10:51
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