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2008年 11月 02日
カッコ付きの「庶民感覚」を銘打ったコトバは眉につばをつけて聞いた方が良い場合も多い。わざわざそう断ってからのご託宣には、逆に、これは単なる羨望の念に過ぎないのですが、とか、もちろん理屈では説明できない偏った意見だというのは承知の上で言っているのですが、といったケースが多いからだ。しかし時にはカッコ抜きで庶民感覚が、というか一般の感覚ではとても認められないことを、特殊な集団に所属する人々が至極当然のようになさっているのをいぶかしく思うことがないではない。
退屈な義務的行事、ひとさまの冠婚葬祭は平気ですっぽかしておきながら、晴れのパーティーや、身内の慶事には嬉々として出かけてみたりする、という振る舞いをなさる方もそうだが、スポーツに関るセレブたちの言動にも似たような思いにかられることがありはしないか。WBCの監督を巡る一連の空騒ぎはその一例だ。オリンピックのリベンジだといきまいていた星野さんを一旦は選んだ同じ顔ぶれの人々が、イチローが述べたもっとも至極の発言に、今度はなぜか一転して原監督を選ぶ。理由は全く不明。某大新聞のオーナー気取りの方の影響なのか、歴代その言いなりになっているように見受けられるコミッショナーなる方の意向なのか。日本シリーズの勝利監督になっていただきましょう、とでもいうのなら明快なものを、なにやら訳の分からないお身内の論理で決定がなされたように庶民は感じている。(ま、筆者が大の阪神ファンのせいもあるのでしょうが。)日本シリーズで巨人が惨敗でもしたらどう正当化なさるのでしょうね。 引退声明をしたQちゃんを引き合いに出すのも気が引けるが、実績十分な彼女を、選考レースで成績を挙げられなかったという理由でかつてオリンピックから外した面々が、先のオリンピックでは選考試合で優勝できなかったにもかかわらずわれらが愛する柔ちゃんを代表に選んだ。結果がどうだこうだ、というのだはない。Qちゃんに代わったみずきさんは見事に優勝している。そうではなくて過程の論理が全く不透明で、かつ納得がゆかない、ということなのだ。かつてオリンピック選手だった大先輩が、スポーツ関係者のお偉方の脳みそは筋肉で出来ているのよ、とのたもうたことがあるが、そんな冗談事ではない。開き直る訳ではないが、国民の税金を使っているイベントについては、最低限の説明責任が当事者にはあろうというものではないか。 大相撲を巡る一連の決定あるいは不決定もこれに類する。あまり馬鹿馬鹿しいのでいちいち例を挙げたりはしないが、お身内の論理がお身内でない人々に通用する、と考えているあたりは、その他分野と共通している。あい願わくば、政治の世界にフツーのひとには解りにくいことが余り頻発しないことを望みたい。さもないと、あの風格も品格も欠如した朝日新聞「素粒子」欄の愚劣なコメントを笑ってばかりもいられなくなりかねないからだ。
by akirairiyama
| 2008-11-02 01:34
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