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2009年 08月 09日
渡辺喜美氏を中心とした新党「みんなの党」が旗揚げした。かねてから去就が注目されていた政治家であり、自民党や民主党のありように疑念を呈していた何人かの人々が、氏の旗印の下に結集したいという意思を早くから表明していたこともあって、総選挙に間に合う形で結党を迎えたのを先ずは歓迎したい。
15名の候補者を立てるというが、何名当選するかはさておき、少数会派に留まることは間違いない。だから、いうところの政界再編がなされない限り、氏の動きは意図した成果を挙げることはできないように思う。最悪の場合泡沫政党扱いされる危険性も皆無とはいえまい。その可能性をまさか渡辺氏ともあろう人が予知しなかった筈はないから、今回の動きについては、「官僚政治」の打破に向けてのマグマが沸点近くに達しているという読みが基本にあったのだろうと思う。 これまで、このブログを始めとして「官僚政治」「霞ヶ関支配」「政官癒着」という時、念頭にあったのは幹部職にある官僚であり、エリート集団としての政策形成グループであった。だから、意図された仮想敵国は自民党であり、高級官僚であり、その周りに群がる学者を含む利権集団であった。しかし、官僚王国を下支えしているいま一つの巨大利権集団、というより巨大非能率・腐敗堕落集団についても触れておかないのは片手落ちというものだろう。 官公労・自治労・日教組などの税金費消組織の労働組合がこれだ。 生産性向上には全く無関心、というより敵意を示し、より楽をしてより高い収入を手にすることにしか興味のない手合いである。その詳細について暴露めいた内容をここに紹介するつもりはないが、これまでにマスコミなどで紹介されたほんの一部の有様を見ても、その凄まじさは言語に絶するものがあるのはご承知の通りだ、そして、次期選挙で政権与党になりそうな民主党の代議士のうち、かなりの部分がこれらの労働組合出身、あるいは支持母体にしていることも周知の事実だ。いかに組織率が低迷を極めている労働組合とはいえ、それだけに筋金入りが残存しているという見方もあり、その支持の有無は決してないがしろにはできまい。 「みんなの党」が、現状打破に向けての政界再編を念頭においている場合、その対象は自民党に限らず、民主党をも視野に入れていると推察する理由はここにある。公明党、共産党、社民党はそれぞれ別の理由でこの動きとは無縁だろう。官僚政治打破に向けての渡辺氏のメッセージに共感を覚えるほどの人は決して少なくないと思うし、敢えてエールを贈りたい。
by akirairiyama
| 2009-08-09 16:25
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