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2011年 11月 15日
読売巨人軍が老害問題でもめている。わがダメ虎についてもこのシーズンを振り返る良い機会かもしれないと一文をものすることにした。プロ野球、あるいは阪神タイガースにご興味のない向きは今回はスキップなさってください。
先にも書いたように(6.13「ダメ虎」)、他の試合はともかく、この試合だけは絶対に負けてはいけない試合が、シーズン中に何度かあるものだ。それをことごとく負けてみせる、というのがこのチーム。一例を挙げれば10ゲーム以上離されたヤクルトに1.5ゲームまで追いすがり、さてここで、と思ったとたんの六連敗(!)。今期Bクラス低迷の戦争犯罪人は、第一に凡将真弓監督の愚鈍な采配。第二に史上最低の四番打者新井選手、ということになろうか。 まあ、真弓さんにも同情すべき点はないではない。鳴り物入りで採ったセットアッパー、ロッテの小林がセントラルではまるで通用せず、開幕直後六連敗して大きくつまづいた。(これには伏線もあって、城島という捕手がショートバウンドは絶対に捕れない。走者が三塁にいると投手はフォークが投げられない。)でもそれを応変になんとかするのが監督というもの。で、新人榎田を急遽セットアッパーに使い、これは成功したといって良い。ところが便利使いに慣れきって、この大器を先発要員に育てる努力を放棄した。巨人の沢村、はては日ハムの斉藤でさえ先発の一角を占めているのに比して、何たる差かと思う。終盤に至り優勝の目がなくなってもなお彼を先発に使おうとしなかった、というのはまこと真弓監督の近視眼というか、定見のなさの象徴だろう。ダメ四番新井を漫然と使い続けたのもその一例。一度は下位に下げてみたこともあったが、いつの間にか元の木阿弥。 とにかく四番打者というのは、この一振りで試合を決める、走者一掃のsweeperのような期待を、夢を持たせるというのが仕事の筈だ。それが満塁になればへっぴり腰でライトに犠牲フライを上げることに汲々とし、一三塁では走者一掃どころか。十八番の643のダブルプレーの間に一点取って引き上げる。これで打点王というのだから情けないというか何と言うか。それを漫然と使い続ける監督も監督だと言うことになる。統一球の影響かどうか、ホームランは少なくなり、無死一塁はバント、という高校野球の様なゲームが増えてきた。ブラゼルの本塁打数減少もその好例。(もっとも彼の一塁手として、三塁からのショートバウンドを掬い上げる技術は一級品だ。おかげで新井の肩でも三塁が勤まった。)ところがこれが悩みのタネ。一番が出塁。バントで二塁。そこで鳥谷。彼は四球を選ぶのが巧い。そこでランナーがたまる。四番の登場で球場が湧くかと思えば、「あーあ」という嘆声になる。そんなバカな四番バッターがありますか。それにも増して理解出来ないのは、打てない、守れない、走れない二割バッターの金本を頑迷固陋にスタメンで使い続けたことだろう。まさかチョンボで連続出場記録をとぎらせたお詫びでもあるまいが、見ていて惨めになる様な金本の影で、少年探偵団の様な若手の面々の出番が少なくて伸びる余地が限られる。城島に代わる捕手はいづれも2割がやっとの打者。これに金本と投手だから、何のことはない6人で打線を構成していることになる。監督の無策もここに極まったというべきだろう。 この他にもトーナメントに出ているかの様な場当たり投手起用とか、藤川の使い方、言いたいことは数多いが、これくらいにしておこう。新井と金本のトレードから始めることだ。和田新監督の手腕は未知数だが、「生え抜き」の監督でなくてはならない、なんて言う理由が主なものなら、さして期待は出来まい。虎のファンにとっては悩ましいシーズンが続きそうだ。
by akirairiyama
| 2011-11-15 00:20
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